先日、当シェア美容室でフリーランス美容師として働くA君が、インフルエンザにかかってしまいました。
インフルエンザの予防摂取をしたにもかかわらず、発症してしまいました。
当然、出勤停止、お客様の予約はキャンセルせざるを得ない事態になってしまいました。
フリーランス美容師になると、病気やケガで寝込んだりしてしまうと仕事ができなくなってしまうため、途端に収入が途絶えてしまうリスクがあります。
A君は約一週間、仕事が出来なかったので、その間の収入はありませんでした。
多分、相当な不安感に襲われたでしょうね。
フリーランスだけでなく、独立した美容師さんなら誰でもそういう不安を抱えて仕事をしてると思います。
その点、お勤めの場合は病気で休んだとしても、最低限のお給料は保障されてますので、安心だとは思います。
会社で社会保険に入っていれば、傷病手当ても支給されますしね。
休むと収入はなくなるし、代わりにカバーしてくれる人もいない。
社会的な信用も低いし、国保年金で将来の不安も大きい。
それでもフリーランスで美容師をやることの意味はなんだろうか?
もし、フリーランスになるなら、なりたいなら、目的、目標をしっかり考えて欲しい。
そして、フリーランスになっても、自分の思うような事が実現しそうにないなら、諦めて、目標達成できるであろう別の道に進むべきだ。
私は「リスクをとるなら支払いを受けるべきだ」と思う。
だから、フリーランスというリスクを取るなら、金を稼げなければ意味がない、とまで思う。
「お金より時間が欲しい」という人もいるだろうけど。
自分がシェア美容室をやっているからよく分かるんだけど、実は稼げてないフリーランス美容師は沢山いると思うよ。
損切りできない美容師も沢山溢れている。
40代、50代になって稼げなくなってから、身体が動かなくなってから、気付いても遅い。
だから、フリーランスで、お勤めのときよりも金を稼いで、資産を築いておく。
逆に言えば、資産を築けないようなら、辞めたほうがいい。
資産を築けないなら、リスクを取る意味がない。
それくらいの覚悟でフリーランスになるべきだと思うよ。
コメント